Philosophy

自然と繋がるDelightfulな建築へ

-コンピュテーショナルな手法で自然とのエコロジカルな関係性をデザインする-

 

現在、自然(他者)とのエコロジカルな関係性のデザインが一層重要になってきていると感じています。人間は本来、自然の一部であり、自然と交流して生きてきましたが、近代の都市・建築は、その自然との結びつきを忘却させ、切り離された人間主義を助長してきた側面がありました。しかし、近年の一連の震災はその限界を示しました。

自然と一体化し、自然のリズムが実感できる「歓び(Delight)」を感じられる建築。そのような建築における生活を通して、住み手は自身の価値観を見直し、変化していく。そのような人間の価値観やふるまいの変化こそが現在求められていると考えています。ただし、「自然と繋がる」というとき、ある一定の室内環境品質やエネルギー性能が担保されていなければ、自然を楽しもうにも楽しめません。工学的な技術を適切に用い、コンピュテーショナルな手法も活用しながら、自然と繋がるDelightful な建築のデザインに取り組んでいます。